「電動アシスト自転車の“アシスト感”、実はモデルによって全然ちがう?」
そう思ったことがある人にこそ知ってほしいのが、ADO Air 20に搭載された“トルクセンサー”の実力です。
見た目はスマートな折りたたみ自転車。でもその中身は、ペダルの力をリアルタイムで感知して、まるで身体の一部のように自然なアシストをしてくれる先進技術のかたまり。
一方、従来の“ケイデンスセンサー”では味わえない「なめらかな走行感」と「快適な坂道アシスト」が、多くのユーザーから高評価を集めています。
この記事では、そんなトルクセンサーの仕組み・効果・Proモデルとの違い・交換やサポート面まで、徹底的に解説していきます。
この記事のポイント
☑ ケイデンスセンサーとトルクセンサーの違いがハッキリわかる
☑ ADO Air 20に搭載されている「SMART+トルクセンサー」の仕組みを解説
☑ 坂道や長距離走行で実感できる走行性能の違いも紹介
☑ 上位モデルや交換パーツとの違いまで丁寧に解説
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【目次】
- ■ケイデンスセンサーとどう違う?ADO Air 20のトルクセンサーは“自然なアシスト”が段違い
- ■トルクセンサーの仕組みを解説-ADO Air 20に搭載された「SMART+技術」とは?
- ■トルクセンサー搭載で走行性能はどれだけ変わる?-航続距離や坂道での違いも比較
- ■Proモデルとの違いもチェック-ADO Air 20とAir 20 Proのトルクセンサー進化ポイント
- ■トルクセンサーは交換できる?ADO Air 20のパーツ対応とメンテナンス情報
■ケイデンスセンサーとどう違う?ADO Air 20のトルクセンサーは“自然なアシスト”が段違い
ADO Air 20のトルクセンサーは、ペダルを踏む力の強さに応じてアシスト力を自動で調整してくれる仕組みになっています。
だからこそ、発進や坂道でもグッと踏み込むだけでスムーズに前へ進めて、まるで人力の延長線のような乗り心地が得られるのです。
一方、ケイデンスセンサーはもっと単純なしくみで、ペダルが回っているかどうかを検知してアシストをON/OFFするだけの方式です。
漕ぎ出した瞬間のタイムラグや、意図せず強すぎるアシストが入ることもあり、慣れないと違和感を覚えることもあります。
この違いが実感しやすいのは、信号待ちからのスタートやちょっとした登り坂。
トルクセンサーの場合、ペダルに軽く体重をかけるだけで自転車が自然に動き出し、力強く踏み込めばしっかりアシストしてくれます。
つまり、動きの強さ=アシストの強さという直感的な反応があるんです。
また、ケイデンスセンサーではペダルを速く回しても力が伝わっていなければ、過剰なアシストになってしまうことがあります。そうなると、細かい操作が効きづらくなり、メリハリのない走行になりがちです。
一方でADO Air 20に搭載されている「SMART+スマートトルクセンサー」は、ライダーのペダリングの力をリアルタイムで分析しながら、最適なアシスト出力を調整してくれる設計。
アシストが遅れてついてくることもなく、ペダル操作とのズレを感じにくいのが特徴です。
快適な移動手段を求める人や、初めて電動アシスト自転車を選ぶ人にとって、この“自然なアシスト感”はかなり大きなポイントになるのではないでしょうか。
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普段の通勤や街乗りで使うなら、違和感なくスッと走り出せることは、それだけでストレスを減らしてくれますよ。特にペダル操作に敏感な人や、アシストのクセが気になる人には、トルクセンサーのほうが断然おすすめです。
このように、同じ電動アシスト自転車でも、センサーの仕組みが変わるだけで乗り味は大きく変わってきます。走り始めの一瞬、そして登りの途中でその違いを体感してみてください。思わず「これこれ!」と言いたくなるはずです。
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■トルクセンサーの仕組みを解説-ADO Air 20に搭載された「SMART+技術」とは?
ADO Air 20に搭載されているのは、「SMART+スマートトルクセンサー」と呼ばれる高性能センサーです。
このセンサーは、ライダーがペダルを踏んだときの“力の強さ”と“ペダルの回転数”の両方をリアルタイムで感知し、その情報をもとにモーターの出力をきめ細かく調整します。
つまり、ペダルを軽く踏めばやさしく、強く踏み込めば力強くアシストしてくれるという、非常に直感的でナチュラルな制御ができるのです。この「ペダリングの強さを感知する」機能こそが、トルクセンサー最大の魅力です。
特にこのSMART+技術は、微妙な力加減まできちんと読み取ってくれるため、操作とアシストのズレがほとんどありません。漕いだときに「後から追いかけてくるような」遅れや、「いきなりガクッと加速するような」唐突さを感じにくい設計になっています。
さらに、センサーが集めた情報はインテリジェント制御ユニットによって処理され、滑らかなモーター出力へと変換されます。この一連の流れが非常に高速で行われるので、漕ぎ出しの一瞬からライダーの動きにピタッと合ったアシストが始まります。
このような仕組みによって、平坦な道では無駄にアシストをかけすぎることなく、逆に上り坂ではしっかり力をサポートしてくれるので、バッテリーの無駄な消費も防げます。結果として、効率のよいエネルギー管理ができる点も見逃せません。
また、SMART+トルクセンサーは、普段使いの場面だけでなく、段差の多い道や信号が多い都市部の走行でも真価を発揮します。止まって、またすぐに漕ぎ出すようなシーンでも、自然な流れでスムーズにスタートできるのは、このセンサーのおかげです。
トルクセンサーというと「プロ向けの難しい仕組み?」と思われがちですが、実際はむしろ初心者こそ恩恵を受けやすいパーツだと言えるでしょう。初めての電動アシスト自転車でも、戸惑うことなく安心して乗れる設計になっています。
ADO Air 20
画像:【公式】ADO電動アシスト自転車
このSMART+技術の導入により、ADO Air 20はただの“折りたたみ電動自転車”ではなく、日常の移動をもっとスマートに、快適に変えてくれる存在になっています。どんな場面でも直感的なアシストを感じられるのは、大きな安心感につながるはずです。
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・具体的にもう少しわかりやすく説明
たとえば、あなたが信号待ちから自転車をこぎ出す瞬間。
普通の電動アシストでは、ペダルを回したあとに少し遅れてモーターが働くため、「ガクッ」と急にアシストが入ったように感じることがあります。
でもADO Air 20に搭載されたSMART+トルクセンサーは、ペダルに体重を乗せたその“力加減”を即座に感知。「ぐいっ」と踏み出すと、モーターも同じように「ぐいっ」と力強く応えてくれるんです。
逆に、歩行者や交差点で“ゆっくり動きたい”ときには、軽くペダルを踏むだけでちょうどいい加減に進んでくれます。モーターが強くなりすぎたり、遅れて加速することもありません。
坂道ではどうかというと、あなたがいつも通りの力でペダルを踏み始めても、坂だと自然と力を多くかけることになりますよね。
その力の変化をセンサーが正確に捉えて、「あ、ここは登り坂だな」と判断し、モーターが少しずつ強めにアシストを入れてくれるのです。
また、ペダルを止めれば即座にアシストがカットされるため、スピードのコントロールもしやすく、“思いどおりに進み、止まれる”感覚がしっかりあるのも特徴です。
言い換えれば、ライダーが「もうちょっと強く」「ここは軽くでいい」と無意識に感じていることを、センサーが全部読み取って“モーターに指示”してくれているようなイメージです。
いくつかよくある使用シーンを挙げて、ADO SMART+スマートトルクセンサーがどう反応するかを具体的にご紹介します。
1. 【住宅街の細い道をゆっくり走るとき】
小道ではスピードを落としてゆっくり走りたいですよね。でも、アシストが強すぎるとコントロールが難しくなりがちです。
SMART+トルクセンサーは、ペダルを「軽く」回すだけで「弱めのアシスト」にとどめてくれるので、ゆっくり進みたいときにも自然な速度で走れます。
急に飛び出してしまうような動きにならないため、安心感があります。
2. 【上り坂をのぼるとき】
坂道になると、自然と足に力が入りますよね。この「ふんばり」をセンサーが瞬時に察知して、モーターが“いつもより強め”にアシスト。
だから、無理して力を込めなくても、坂をスイスイ登れる感覚になります。チェーン式の自転車で立ちこぎしていたような場面でも、座ったままラクに走行できます。
3. 【信号で止まったあと、すぐに走り出すとき】
漕ぎ始めは体重がペダルにぐっと乗るので、ここでトルクセンサーが反応。スムーズに、かつしっかりしたアシストで発進できます。
これがケイデンスセンサーだと、ペダルが回ってからアシストが始まるまでラグがあり「踏んだのに進まない…」といった違和感につながる場合があります。
4. 【長距離を走るとき】
たとえば片道10km以上のサイクリングや通勤でも、トルクセンサーは必要なときだけモーターを動かしてくれるので、バッテリーを無駄に消費しません。
結果として、1回の充電で最大100km近く走行できるというロングライド性能にもつながっています。
5. 【歩行者や段差をよけたいとき】
段差やカーブの手前で、ほんの少しスピードを落としたいときにも、ペダルを軽くするだけでアシストが減速。ブレーキを多用せず、自然に速度をコントロールできるのもトルクセンサーの恩恵です。
このように、日常のいろんな場面で「ちょうどいいアシスト感」を実現してくれるのがSMART+の強みです。自分の動きとアシストが“ぴたりとハマる”感覚を、ぜひ体感してみてください。
■トルクセンサー搭載で走行性能はどれだけ変わる?-航続距離や坂道での違いも比較
ADO Air 20にトルクセンサーが搭載されていることで、走行性能にどれほどの差が出るのか気になる方も多いかもしれません。
ここでは、航続距離や坂道での走行感、そしてバッテリー効率など、具体的にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
まず注目したいのが、坂道での走行です。ケイデンスセンサーの場合、ペダルが動きさえすればアシストが入るため、平地と同じようにアシストをかけ続けてしまいます。
その結果、上り坂では足元に頼りない感じが残りやすく、逆に平坦路では無駄にアシストが強くなることもあります。
一方で、トルクセンサーは坂道のような負荷の大きい場面でこそ真価を発揮します。
ペダルに自然と力が入った分だけ、しっかりとモーターが応えてくれるため、ぐっと踏んだ瞬間に「スーッ」と進む感覚が得られます。これは走ってみると想像以上に快適で、長い上りでも疲れを感じにくくなる要素のひとつです。
そしてもう一つの大きな違いは、航続距離への影響です。ADO Air 20は、Samsung製36V/9.6Ahの大容量バッテリーと組み合わさって、最大100kmの走行が可能とされています。これは、トルクセンサーが必要な分だけしかモーター出力をかけないからこそ実現できる数字です。
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具体的には、ケイデンスセンサーだとペダルを軽く回し続けるだけで常にフルアシストになることも多く、バッテリーをムダに消費してしまう傾向があります。
それに対してトルクセンサーでは、走行状況に応じてアシストを賢く使い分けてくれるため、同じバッテリー容量でもより長く走れるわけです。
さらに、漕ぎ出しのスムーズさや、信号待ち後の再スタートなど、都市部での実用シーンにおいても、トルクセンサーは明らかな差を見せてくれます。たとえば、混雑した道でちょこちょこ止まるような場面でも、ペダルを踏み込むだけで自然と速度が出せるので、思ったより疲れません。
こうした一連の走行性能の違いは、日常的に使う自転車だからこそ、じわじわと効いてきます。毎日乗る通勤や買い物でもストレスを感じにくく、よりアクティブな移動がしやすくなるはずです。
電動アシストの良さをしっかり活かしたいなら、こうした走行性能の違いこそチェックしておきたいポイントといえるでしょう。トルクセンサーは、ただの便利機能ではなく、乗るたびに実感できる“使いやすさ”そのものなのです。
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■Proモデルとの違いもチェック-ADO Air 20とAir 20 Proのトルクセンサー進化ポイント
ADO Air 20のトルクセンサーは十分に高性能ですが、実は上位モデルの「ADO Air 20 Pro」では、この技術がさらに一歩進化しています。
ADO Air 20 Pro
画像:【公式】ADO電動アシスト自転車
「Pro」と聞くとハードルが高そうに感じるかもしれませんが、違いを知ることで、どちらのモデルが自分に合っているか判断しやすくなります。
まず、Air 20とAir 20 Proで最も大きな違いとなるのがモーターとトルクセンサーの連携技術です。
Air 20 Proには、Bafang(バーファン)製の高トルクモーターと、より精度の高いトルクセンサーが搭載されています。これにより、アシスト力がさらに細かく調整され、どんな地形でもスムーズな走行が実現できるようになっています。
特筆すべきは、「Bafang自動速度モーター&トルクセンサー」という、日本初採用の技術を搭載している点。
これは地形や走行状況に応じて、自動的にアシストの出力とペダルのケイデンス(回転数)を調整してくれる仕組みです。これにより、坂道でも平地でも、漕ぐ力に過不足のない快適な走行が可能になります。
また、Proモデルでは自動変速機能も連動しています。変速をいちいち手動で切り替える必要がなく、自転車が状況を判断してベストなギアに切り替えてくれるため、操作に不慣れな方でも安心です。坂道でギアが重すぎて困ったり、漕ぎ出しがしんどく感じるといった悩みがほぼ解消されます。
もちろん、Air 20でも十分な走行性能を持っていますが、Proモデルはより効率的なアシスト制御と快適性の高さが魅力です。1回の充電で走行できる距離も若干伸びており、バッテリー持ちを重視する方にも向いています。
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価格面ではProの方がやや上になりますが、日常的に使う頻度が高い人や、坂の多いエリアをよく走る人、できるだけ快適さを優先したい人にとっては、その分の価値があるモデルだと感じられるでしょう。
どちらも折りたたみ式でコンパクトながら、ここまで技術の進化が詰まっていることに驚く人も多いはずです。使い方や好みに合わせて、最適な一台を選んでください。ライフスタイルに合った選択をすることで、毎日の移動がもっと楽しくなるかもしれませんね。
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■トルクセンサーは交換できる?ADO Air 20のパーツ対応とメンテナンス情報
ADO Air 20のトルクセンサーは、高性能で信頼性の高いパーツですが、万が一のトラブルや経年劣化に備えて「交換できるかどうか」が気になる方もいると思います。
安心してください。ADO公式サイトでは、トルクセンサーの交換用パーツが販売されており、必要に応じて取り替えることが可能です。
画像:【公式】ADO電動アシスト自転車
現在、ADO Air 20専用の純正トルクセンサーは税込15,000円で販売中です(※公式価格)。このように公式ルートで部品だけを購入できる体制が整っているのは、信頼できるブランドならではといえるでしょう。
こうした交換対応があるということは、「万が一の故障=買い替え」ではなく、パーツ単位で長く使える自転車ということでもあります。
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また、ADOは製品保証にも力を入れており、購入後の保証期間内であれば、自然故障などに対して無償対応になる場合もあります。修理を依頼する際には、保証書または購入時の注文番号を提示できるようにしておくとスムーズです。
なお、トルクセンサー自体は日常的に摩耗するパーツではないため、頻繁に交換が必要になることはほとんどありません。
ですが、万が一アシストの反応が鈍い、違和感があるといった症状が出た際には、公式サポートへ相談することでリモート診断なども受けられる体制が整っています。
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メンテナンスについても、センサーそのものに対して特別な手入れは不要です。ただし、センサーが取り付けられているクランク周辺に泥やゴミが詰まっていると、稀に誤作動の原因になることもあるため、簡単な掃除を習慣にしておくとより安心です。
このように、ADO Air 20は、トルクセンサーまでしっかりとアフターパーツが揃っている点でも、長く使いたい方に向いたモデルだといえるでしょう。購入後の安心感や維持のしやすさも含めて、ユーザーにやさしい一台となっています。
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